アフィリエイトに壁は存在するのか?
色々なところで話題になっている、アフィリエイトの壁についてのお話です。
アフィリエイトには1万円の壁と10万円の壁が存在すると言われていますが、1万円の壁は間違いなく存在します。
なぜなら、アフィリエイトはコツが掴めない限り、何ヶ月も収益は1円も発生しない事が多いからです。
でも、最初に数百円でも良いので何かが売れた場合、その売れた理由を考えて次にどうすればもっと売れるのかが分かる筈です。
最初の収益が発生するまで、運が良ければそれほど時間が掛からないケースもありますが、パソコンのスキルが無かったり、文章を書きなれていない人は数ヶ月は掛かるでしょう。
10万円の壁が存在するのか?
私の場合、10万円の壁は存在しませんでした。まだ未確定ですが先月の収益、8万円台から今月は15万円台に届きそうな勢いです。 アドセンスを抜いた額でも発生ベースでは10万円を突破します。
10万円の壁は存在するのか?
「10万円の壁が存在するかしないかは人それぞれです」というのその答えですが、実は個々のアフィリエイターに10万円の壁が存在するかどうかは、その人が1万円の壁を超えた時に既に決まっているのかも知れません。
10万円の壁にぶつかる理由
多くのアフィリエイターの方々は、一度成功したノウハウを基礎にして、同じやり方でサイトを量産しています。
ここにいくつか問題にぶつかる要素が潜んでいます。100万円の壁も同じ原因でしょう。
1.収益効率の悪化
駆け出しアフィリエイターがまず最初に取り組む事は、自分の書き易い得意な分野で勝負をする事です。
これは何も間違った事ではありませんし、実際に私も自分の得意な分野で勝負を始めて、それが軌道に乗っている為に収益が右肩上がりに伸びています。
しかし、サイトを量産する為には、無理矢理に守備範囲を広げて得意分野以外のことも書かなければならなくなります。
自分の不得意な分野にも手を出さなければならない日が来るわけですね。
仮に同じ自分の得意なジャンルで衛星サイトを被せる場合でも、メインのサイトを上回る収益の効率は見込めないでしょう。
一番おいしいところはメインサイトで収穫しているわけですから、取りこぼしを拾う作業になります。
つまり、一度目の成功をそのまま広げているだけでは効率が悪化するばかりで、いつかは限界がやってくると言う話です。
自分の得意な分野のがニッチな市場で裾野が狭ければ狭い程、収益は早く得られるかも知れません。
しかし、あまりにもニッチな市場では、すぐに収益は頭打ちになってしまいます。
逆に裾野が広いメジャーな分野を狙った場合は、なかなか検索上位に表示されずに挫折してしまう事でしょう。
しかし、ニッチな市場を制しつつ、メジャーな市場に進出する足掛かりを作る方法があります。
これは私が上手く行っている要因の核心の部分です。
今後は更にこのようなやり方をしていかなければアフィリエイトでは稼げなくなると思います。
2.サイトの維持が出来なくなる
この要素も色々なところで指摘されていますね。
薄っぺらいサイトを量産したところで、後発のアフィリエイター達が同じジャンルに参入して来た時に、自分の力で払いのける自信がありますか?
コンテンツが薄いサイトを量産しすぎると、次々に後発に追い抜かれてお陀仏となるでしょう。
実は1と2の問題を同時に解決する方法があります。
この4ヶ月で学んだ事
アフィリエイトの世界は言うほど甘くはありません。
この世界で生き残る為には、人から貰った武器だけでなく、自分の力でその武器を改良して新しい武器を作り出さなければなりません。
自分が後発のアフィリエイターを払いのける武器を持っているかどうか、その武器はオリジナルの武器なのか、人と同じ事しか出来ないのであれば、誰にでも出来る事をやっているに過ぎません。
誰にでも出来る事をやっている以上、いつかは生存競争の中で淘汰される日が来ます。
既存の武器を自分専用の新しい武器に変える為に必要ことは、自分の人生経験の全てをフル稼働することです。誰にも自分にしか経験したことが無いような「貴重な経験の資産」があるでしょう。
今まで自分が重ねてきた何万回の思考や経験が、新しい武器を生み出します。
世界に1本しかない武器があれば、ある特定の分野においては、世界で一番になれる日が来るかも知れません。
市場のボーダーレス化はますます進みます。
本当に世界一を目指す気でやらなければ、アフィリエイトの世界で生き残る事は難しくなると思います。