ブロガーの未来ってどうなんでしょうか?
一般的な認識としてはアフィリエイターとブロガーは似て非なるものと言われてきましたが、ここ2~3年でブロガーがアフィリエイトに参入しだしてからその境界線が曖昧になっていますね。
自分のキャラクターやライフスタイルを前面に出しながら個人の色で固定ファンをつけるのがブロガー、商品ありきで専門サイトを作り込んで後はほとんど更新しないのがアフィリエイターと呼ばれてきたようですが、現在ではそこにこだわるとあまり稼げなくなっているのではないかと思います。
現在のブロガーは新しいスタイルのアフィリエイター
私自身はブロガーをやるつもりはなく、アフィリエイター的に商品ありきで専門サイトを中心に作っています。
もともとは個人的な事は一切書かない専門サイト的な立ち位置でしたが、使用しているツールが敷居の低いワードプレスであった為、見た目はブログっぽい感じではありますね。
私がアフィリエイトを本腰て始めたのは2014年末頃からですが、その専門サイトが思いの外伸びたため、翌年の2015年10月には会社を辞めて法人を立てています。
その翌年の2016年3~4月ごろに初の月間100万PV、100万円越えをした後は100~120万の間をふらつく感じでした。
なぜ収益が伸び悩んだのか?
本格的にアフィリエイトを始めてから1年ちょいで100万円を達成した事を考えると、その後の1年半は思わぬ苦戦をした訳ですが、その理由はたった一つです。
それはその頃から競合するブロガーが急激に増えたのと、何よりも大手のキュレーションメディアの台頭が激しい時期と重なった為です。
基本的に私はよそのサイトはあまり見ないタイプなのでそれに気が付くのが遅かったのと、ガチで大手メディアと殴り合おうとしたのが失敗でした。
資金力と人の多さが全く違うので全く効果は出ず、PV数を落としながら小手先のテクニックで辛うじて収益を維持出来たという感じですね。
アフィリエイターの立ち位置から、少しブロガーらしく
現在は数字は上向いてきたのですが、なぜ上向いてきたかと言うと以下のポイントを意識してサイトの統廃合を進めつつ、メインサイトに掛ける時間を増やしたからです。
- 大手キュレーションサイトの外注ライターが苦手とする徹底的なマーケティング
- 大手キュレーションサイトの外注ライターが苦手とする実体験に基づく記事の拡充
- メーカーよりもユーザー側に立ち位置をずらした商品分析とユーザーへの提案
- サイトを売場と捉えた商品構成の幅出しと括り方
- 店頭で1対1の接客する事を意識した細かい提案
- 個人のポリシーや運営の方向性をそれとなく演出する事によるサイトのブランド力向上
基本的には皆さんがイメージするようなブロガーではなく、マーケターと言う立ち位置に近いのかも知れません。
カテゴリーで競合するような個人ブロガーはほぼ蹴散らしました。
苦手としていた大手キュレーションサイトには細かい需要を拾う事で対抗し、固定ファンが着実に増えている感じです。
また、世間の情勢の変化でビッグキーワードが私が取り上げていたようなより細かいところに落ちてきましたので、そのお陰でユニークユーザー数も増えています。
これからはブログアフィリエイトでは稼ぎにくくなると思う
今からブログを始める人には申し訳ないですが、これからアフィリエイトを始める人は私と同じ労力では同じようには稼げないと思います…残念ながら。
私が今のところ割と上手く行っているのも運による部分もありますし、100万円を超えてからの苦戦ぶりを考えればお分かりいただけるかと思います。
この世界は先行者利益と言うものがありますので、一度ドメインパワーを得られれば1記事1記事が上位表示されやすくなります。
ただし、同一カテゴリーでブログなりアフィリエイトを私よりも先に始めていた方も相当数いらっしゃいますが、変化について行けないサイトは軒並みアクセスが激減しています。
かつての競合サイトなどを見ていると、1/10以下に落ちているところも結構ありますね。
1~2年前までは専門サイトであれば記事を更新しなくてもある程度上位表示されていましたが、今はグーグルは記事単位で、しかも新しい記事を評価する傾向が強くなっていますので、ドメインパワーのあるサイトで更新頻度が高く、過去記事も定期的に見直しているところが強いですね。
大手キュレーションサイトがまさにそれに当てはまり、同じキーワードでは個人レベルじゃまず勝てません。
これからブログを始める人は、ブロガー人口も急増している上に大きいキーワードは大手キュレーションサイトに奪われ、細かい需要を個人ブロガーで取り合う事になります。
サロンやnoteなんてものもありますが
最近は少し利益が出ただけでその手法を元にサロンで集客したり、noteで販売するなどという事がブロガー界隈で流行っているようですが、月に20~30万稼いだ人がその方法を人に有料で販売しだすというのは、物販アフィリエイトでこれ以上収益を伸ばせる自信がないことの裏返しです。
それで皆さん競合ブロガーをせっせと育成してるんですね。
自分が20~30万しか稼げてないのにそれをやるとごく一部の育った人には抜かれますし、それ以外の育たない人は損をします。
私だってノウハウを売ろうと思えば売れますし、サロンもやろうと思えばやるだけの知識と経験はあります。
ただ、100人に同じことを教えても月収100万円に到達できるのはほんの数パーセントだと思うのです。
100人にノウハウを教えるならは、今の物販アフィリは全く手が付けられなくなりますし、そうなると一人当たり月に3万円くらい貰わないと割に合いません。
しかも自分がアフィリエイトの現場から離れた状態でそれをやるとなると、第一線の情報は提供できなくなりますからね。
多分、一年も現場から離れると、現状に即したアドバイスは出来なくなります。(マーケティング理論などは別ですが、SEOのテクニックなどについては)
従って、一人当たり年間36万円頂いたとしても、そのうちの95%は損をする確率は極めて高い為、私はそんなに顧客満足度の低い仕事はしたくありません。
サロンはリスクヘッジにはならない
時々アフィリエイトだけではなく、サロンもやって収入減を複数持っていると自慢している人がいますが、それはリスクヘッジにはなりません。
ブログの運営のノウハウを提供するサロンの場合、Googleの検索エンジンや競合、景気の変動などで今までの手法が全く通用しなくなると、運営者もサロン生も全滅します。
最後は一体誰からお金を貰おうと言うのか…という感じですね。
ブログアフィリエイトで成功する秘訣
ブログアフィリエイトで塾やサロンに入ると95%位の人は損をして終わると思うのですが、5%くらいの人は月に100万円くらい稼げるかも知れませんね。
塾やサロンを運営している人は上手く行った事例しか紹介しないので、全体の分母が分からないのですが何パーセントかの人は成功するでしょうし、そのうちの更に限られた人は大化けする可能性はあります。
ただ、大化けできる可能性がある人は余程の天才でしょう。
凡人がブログアフィリエイトである程度成功するならば、最低限以下の条件を満たしていなければ無理だと思います。
- 情報の収集と分析が効率的に出来る
- 分析に基づいたキーワードの設定、それに沿った記事に作成が出来る
- 誰よりも詳しいと自負する趣味の分野がある
- やろうと決めた事への執着心が強く、こだわりがある
- 客観的に世の中と自分がやっていることを分析する事が出来る
世の中のアフィリエイト塾や、サロン、情報教材などでは「継続力が命」何てことを言ってますが、確かにそれは大事ですし、私もそう思ってます。
ただ、今の未来の事を考えると継続力よりも上で紹介した5つのポイントの方が大事だと思います。
頑張っても的外れなことしていると全く稼げませんし(1000記事書いて月間10万PVで3万円の収入を目指すなら別です)やっぱり効率的に稼ぐ方法ってあるんですよ。
とは言え今は大手の台頭や競合ブロガーが増えた事で、それをやれるカテゴリーが凄い勢いで減って来てるのでなかなか難しいとは思うんですがね。
まあ、逆に言えば上の5つの条件を兼ね備えていいる人はかなりの高確率で成功する筈ですよ…これは間違いない!
質問があれば受けますが、ノウハウコレクターはお断り
それでもこれからブログアフィリエイトを始めたい、もしくはサロンに入りたいと迷っている方、質問があればサイドバーのお問い合わせフォームからどうそ。
ただし、私はSEOだとかCSSだとかHTMLなどは詳しくありません。あくまでも上で挙げた5つのポイントを徹底しているだけですのでその点、ご了承ください。
アフィリエイトで最も重視されているコピーライティングなんかも完全無視です。
それでもそこそこは稼げていますよ。
私はサロンや塾をやるつもりはないですが、1文字0.7円~1円くらいでライティングをお願いしつつ、ブログアフィリエイトの実務を教えて差し上げる事は出来るかも知れないです。(得意ジャンルにもよります)
久しぶりに放置ブログでまじめに書きました。