2017年の医療系のGoogleアルゴリズム更新が、2018年は全カテゴリーの波及したらしく、メインカテゴリーが5~6月頃から不振に陥っています。
幸いにしてアクセスは落ちてきているものの、昨年投資したサブサイトのお陰て収益は伸びているのですが、後3ヶ月くらいで昨年の収益上昇ポイントから一年が経過しますので、このままいくと昨年の実績を大幅に割り込む危険性が出てきました。
細かい部分の話をすると、Googleが大企業のサイトや、メーカーなどのサービスを提供している側のサイトを検索上位に持ってくるように優遇している為、ビッグキーワードは軒並み圏外に飛び、商標キーワードは以前では余裕で勝てていたamazonや価格コム、楽天市場、ヨドバシにすら勝てなくなっています(笑)
この想像もしなかった状況で、現在の収益状況を考えると奇跡に近いと感じていますが、このまま行くとあと数ヶ月で右肩下がりになりそうです。
amazonアソシエイトの料率がそろそろ下がるかも知れない
amazonアソシエイトは何年間に一度、大幅なアフィリエイト料率の変更を掛けていますが、商標キーワードなどでamazonのサイトが軒並みトップに表示されて来ていますので、私がamazonアソシエイト担当ならここらで料率の改定を考えますね。
別にアフィリエイターに頼らなくても、amazonが自前で集客出来るようになってきている訳だから…。
…という訳で、今後1~2年は中規模以上のアフィリエイターを取り巻く環境は地獄の様相を呈する事になるでしょう。(ならなければ良いが、常に最悪の状況を予測して動くべき)
amazonを凌駕するような勢力はない
アフィリエイターの役割の本質を考えると、amazonアソシエイトの料率の見直しは自然な流れであって、これに対して文句を言っても始まりません。
以下、月に20万円くらいしか稼げてなかった時に書いた記事ですが、当時はamazonがダメなら他の勢力に加担すれば良いと考えていました。
ところがどっこい、今のところアフィリエイターを使ってamazonと戦おうと言うような勢力はまだ台頭してきていません…残念ながら。
アフィリエイターは座して死を待つのみなのか
以前もこんなような事を書いた記憶があるのですが、「アフィリエイト」だけに拘っていると「座して死を待つのみ」「スローモーションの自殺」になる可能性が高いですね。
…という訳ですが、私の場合には3年間専門サイトを運営し続けて、有難い事にその分野においては様々な人脈が出来ました。
元々私は小売業の出身なのですが、アフィリエイトを始めた頃はamazonに席巻される日本の小売業界を見て、いつか一矢報いてやろうと本気で考えた事もありました。
まぁ、まともに戦ったら瞬殺されると思いますが、弱者の戦い方のセオリー通りにやれば一矢くらいは報いる事は出来るような気はしますね。
…というか、一矢報いないとこっちが餓死するのでどうにか踏みとどまりたいところです。
ピンチは実はチャンスでもあったりする
これは私が20年間のサラリーマン人生で学んだ事ですが、窮地に陥った時でも、それをきっかけに発想を転換する事で新しいチャンスが生まれる事があります。
別にメンタル的な話がしたい訳じゃないですが、
①アフィリエイトの収益が悪化(要は労働やコストに見合った収益が得られなくなる方向に向かうという事)
②従って、今までと同じような取り組み方ではジリ貧になるが、これ以上の人的ソースをつぎ込める筈もない
じゃあどうすれば良いの?
まあ、消去法で行くと、今までと同じ作業の仕方ではダメなのは間違いないですね。かと言ってこれ以上の根性論的な頑張りは不可能なので、頭使えよ!って話になります。
現状を整理すると、需要の高いビッグキーワードや商標キーワードを狙うのは、大手に勝てないのでNGです。
今のところ大手が拾えない細かい(…と自分で思っていた)需要を拾ってきてこの1年は収益を伸ばしてきましたが、このゾーンもそろそろヤバくなってきました(笑)
…なので、さらに細かい需要を拾えば良いのですが、需要が少なすぎてアフィリエイトでは割に合わないくらいの集客しか出来ません。
今までと同じボリュームの記事を書いて、集客は1/10みたいな世界です…ってダメじゃん(笑)
普通にやったらダメですが、このゾーンめがけてアフィリエイトではなく、自分でサービスを提供する事が出来れば、もの凄く収益率が上がる可能性があるんです。
今までは50万人のユーザーに2~3円ずつ寄付して貰っていたのを、ターゲットをさらに絞った提案をしつつ、サービスそのものを自分で提供する事で、一人から1000円~10000万円くらい御恵み頂く事が可能になります…たぶん。
まあ、簡単に言うとターゲットを絞った記事を書いて、それに合わせた商品を作るか輸入して売るって事です。
因みに私自身はサイトの更新が出来なくなると困るので、生産地の国籍のビジネスパートナーに交渉と輸入代行はアウトソージングします。
小売に関しても国内のビジネスパートナーにアウトソーシングしつつ、企画と広告と出資だけやる感じになりますね。
節税の部分を考えるとキャッシュはなかなか貯められませんので、諸々の方法で利益を簿外に飛ばしつつ、都道府県の中小企業向けの低金利融資を利用して自転車操業的に回していくのが良さそうです。
今後1~2年はアフィリエイトではなく、企画と物づくりと輸入販売の事業を伸ばしていこうと考えています…ってか、アフィリエイトはもう芽がなさそうです。
でも、これって前向きに考えると、①アフィリエイターが淘汰される、②大手では拾えないニッチな分野での私の競合が減る、と言った形になりますので、チャンスでもある訳ですね。
とりあえず、損になる危険性があるようなことはしませんが、問題はどれくらい儲かるか…ですね。